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子ども・妊娠・高齢期

3 項目

子ども・妊娠・高齢期とは|このカテゴリで分かること

歯と口の健康で気をつけることは、年代によって大きく変わります。このカテゴリでは、乳幼児の歯の健診と家庭でのむし歯予防、スポーツドリンクやイオン飲料、親との食器の共有の考え方、妊娠中の歯科受診と妊産婦歯科健診、高齢期の8020運動、オーラルフレイル、口腔ケアと誤嚥性肺炎までを、ライフステージごとに整理します。

対象は、子どもの歯の健診や生え方が気になる保護者、妊娠中で歯科に行ってよいか迷っている人、高齢の家族の食事や口のケアが気になる人、介護に関わる人です。ゴールは、それぞれの時期に利用できる健診の機会と、家庭でできることが分かるところまでです。子どもや妊娠中、持病のある高齢者は、受診時に必ずその旨を歯科医師に伝えてください。

はじめにおすすめの3本

迷ったら、まずこの3本から読んでください。残りの記事は、このページ下の項目一覧から、気になるテーマで選べます。

  1. 母子健康手帳の「歯の健康診査」とは|歯の形や色の異常の見方
    母子健康手帳の「歯の健康診査」の見方です。乳幼児期の入口として読みます。
  2. 生まれたときに歯が生えている(先天歯)|授乳への影響と受診の目安
    生まれたときに歯が生えている場合の授乳への影響と受診の目安です。
  3. 親との食器の共有とむし歯|乳幼児期に大切なのは養育者の口の健康
    食器の共有を気にしすぎるより大切なことを、学会の考え方から整理します。

押さえておきたいポイント(リサーチ)

厚生労働省、日本小児歯科学会、e-ヘルスネットの資料で確認できた事実です。

論点 確認できた内容 出典
乳幼児の歯科健診 1歳6か月児・3歳児の歯科健診の受診率は90%以上で推移している 厚生労働省 検討会資料(令和8年5月)
学校歯科健診 学校保健安全法に基づき毎学年実施 厚生労働省 検討会資料
妊産婦歯科健診 母子保健法に基づき市町村が努力義務で実施 厚生労働省 検討会資料
高齢期の健診 後期高齢者医療の被保険者に係る歯科健診は、後期高齢者医療広域連合が実施主体 厚生労働省 検討会資料
8020達成者 80歳で20本以上の歯を有する人の割合は約61.5%と推計され、前回(51.6%)より高かった 令和6年歯科疾患実態調査
イオン飲料 イオン飲料のpHは3.6〜4.6で、pH5.4以下ではエナメル質の脱灰が起こりやすい。絶えず口に残るとむし歯や酸蝕症の原因になるとしている 日本小児歯科学会
口の機能 口の機能の衰えが、栄養状態、フレイル、サルコペニア、認知機能の低下などに関係するとも言われている e-ヘルスネット

健診の内容や費用の助成は自治体によって異なります。最新は公式と住んでいる市区町村の案内で確認してください。

よくある疑問

Q. 子どもは何歳から歯医者に行けばよいですか。
A. 1歳6か月児・3歳児の歯科健診などの機会があり、歯が生え始めたら気になることを相談できます。健診で見る内容は 母子健康手帳の「歯の健康診査」とは|歯の形や色の異常の見方 と 乳幼児・学校の歯科健診|受ける機会と家庭でできる準備 にまとめています。

Q. 妊娠中に歯の治療を受けても大丈夫ですか。
A. 時期や治療内容によって配慮が必要です。受診時に妊娠していることと週数を伝えて相談してください。考え方は 妊娠中の歯科|妊産婦歯科健診と受診の考え方 で整理しています。

Q. スポーツドリンクを子どもに飲ませてもよいですか。
A. 日本小児歯科学会は、糖分が多く酸性のイオン飲料が絶えず口に残るような飲み方が、むし歯や酸蝕症の原因になると指摘しています。与え方は スポーツドリンク・イオン飲料とむし歯|子どもへの与え方の考え方 を参照してください。

Q. オーラルフレイルとは何ですか。
A. 噛む、飲み込む、話すといった口の機能のささいな衰えに注目する考え方として使われています。食事や健康への影響は オーラルフレイルとは|口の機能の低下と食事・健康への影響 で説明しています。

編集部の見解

年代別の歯科情報で見落とされやすいのは、「本人より周りの大人が行動する必要がある時期」が二度あることだと考えます。乳幼児期は保護者が、介護が必要な高齢期は家族や介護者が、口の健康の多くを担います。そのため、このカテゴリは本人だけでなく、支える側が読むことを想定して記事を並べています。

8020達成者の割合は上がっていますが、歯が残るほど、根元のむし歯や歯周病の管理が長く必要になるとも考えられます。年代が変わっても健診の機会をつなげることが大切だと考えます。本ページは一般的な情報の整理であり、診断や治療の推奨ではありません。

出典(一次情報)

子ども・妊娠・高齢期の項目一覧