検診・メインテナンス
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検診・メインテナンスとは|このカテゴリで分かること
歯科の定期検診やメインテナンスは、症状がないときに口の状態を確認し、むし歯や歯周病を早めに見つけたり、治療後の再発を防いだりするための通院です。このカテゴリでは、定期検診とメインテナンスの違いと頻度の考え方、歯科医院で行う歯石除去やPMTCの内容、自治体が行う歯周病検診、乳幼児・学校の歯科健診、日本歯科医師会の生活歯援プログラムを整理します。
対象は、しばらく歯科に行っていない人、自治体から歯周病検診の案内が届いた人、治療が終わって「定期的に来てください」と言われた人、子どもの健診結果の見方を知りたい保護者です。ゴールは、自分が使える健診の機会と、通院の頻度を歯科医師と相談するための材料が分かるところまでです。適切な間隔は口の状態によって異なるため、一律に決めないでください。
はじめにおすすめの3本
迷ったら、まずこの3本から読んでください。残りの記事は、このページ下の項目一覧から、気になるテーマで選べます。
- 歯科の定期検診とメインテナンス|頻度の考え方と内容
定期検診とメインテナンスの違い、頻度の考え方、内容の全体像を押さえます。 - PMTCと歯石除去とは|歯科医院で行う歯面清掃の内容
歯科医院で行う歯石除去と歯面清掃の内容です。 - 歯科健診・歯周病検診の制度|対象・内容・自己負担の考え方
自治体の歯科健診・歯周病検診の対象と自己負担の考え方です。
押さえておきたいポイント
厚生労働省の資料と令和6年歯科疾患実態調査で確認できた事実です。
| 論点 | 確認できた内容 | 出典 |
|---|---|---|
| 歯周病検診の根拠 | 市区町村が健康増進法に基づいて実施。問診と歯周組織検査(歯・歯肉・歯列と咬合・顎関節・口腔粘膜・口腔衛生状態など) | 厚生労働省 |
| 対象年齢 | 20・30・40・50・60・70歳。令和6年度から20歳・30歳が追加。令和8年度から「歯周疾患検診」は「歯周病検診」に名称が改められた | 厚生労働省 検討会資料(令和8年5月) |
| 実施と受診の状況 | 実施する自治体は令和6年で約85%。対象年齢の人口に対する受診率(推計)は令和6年で4.83% | 厚生労働省 検討会資料 |
| 検診の受診 | この1年間に歯科検診(健診)を受けた人は63.8%。受診機会別では「かかりつけ歯科医院での定期的な検診」が最多で、調査対象者全体の55.7% | 令和6年歯科疾患実態調査 |
| PMTC | 専用の機器とフッ化物入り研磨剤で、歯石や磨き残したプラークを中心に全ての歯面を清掃・研磨する | e-ヘルスネット |
| メインテナンス | 治療後に定期的な管理をしないと、歯周病が再発することがある | e-ヘルスネット |
自治体の検診の対象年齢や自己負担、実施方法は市区町村によって異なります。最新は公式と住んでいる市区町村の案内で確認してください。
よくある疑問
Q. 歯科の定期検診はどれくらいの頻度で行けばよいですか。
A. むし歯や歯周病のなりやすさ、治療の内容によって適切な間隔は異なります。考え方は 歯科の定期検診とメインテナンス|頻度の考え方と内容 にまとめているので、歯科医師と相談して決めてください。
Q. 歯周病検診は何歳で受けられますか。
A. 国の制度では20・30・40・50・60・70歳が対象で、市区町村が実施しています。実施の有無や自己負担は市区町村によって異なるため、詳しくは 歯科健診・歯周病検診の制度|対象・内容・自己負担の考え方 と自治体の案内を確認してください。
Q. 歯石除去やPMTCは保険でできますか。
A. 費用や保険の扱いは、医院や口の状態によって変わります。受ける前に確認したい点は PMTCと歯石除去とは|歯科医院で行う歯面清掃の内容 を参照してください。
Q. 健診で「要精密検査」と言われました。
A. 健診はふるい分けの役割で、診断は歯科医院での検査で行います。早めに受診し、健診結果を持参すると話が進めやすくなります。
編集部の見解
実態調査では6割以上が1年以内に歯科検診を受けている一方、自治体の歯周病検診の受診率は推計で5%前後にとどまっています。かかりつけの歯科医院で定期的に診てもらう習慣がある人と、節目の検診の案内も使わずにいる人に分かれているように見えます。
症状がないと通院の理由を見つけにくいものですが、節目の歯周病検診は、歯科から遠ざかっていた人が状態を確認し直すきっかけとして使いやすい制度だと考えます。国は生涯を通じた歯科健診に向けた検討を進めているため、今後の制度の動きにも注目しています。本ページは一般的な情報であり、診断や治療の推奨ではありません。
